紅葉スポット 徹底ガイド

東北の紅葉スポット

 

 

「十和田湖」は青森と秋田の県境、十和田八幡平国立公園内にあります。その紅葉は実に見事であり、特別名勝地にも指定されています。その十和田湖から流れ出るのが「奥入瀬渓流」であり、そこでは千変万化の渓流美と14箇所の滝めぐりが楽しめます。美しい渓流に沿ってはしる遊歩道での散策がお勧めです。

 

 

「八幡平」は秋田から岩手に裾野を広げる、手つかずの原始の森です。絶景のドライブルートである「アスピーテライン」がお勧めです。山頂からはアオモリトドマツの樹海の中に、黄色い葉をつけたダケカンバの白い樹幹や、ナナカマドの朱が浮かび上がる幻想的な風景が一望できます。

 

 

宮城県の「鳴子峡」は、大谷川によって刻まれた高さ100mほどの断崖絶壁が2km以上続くV字渓谷です。その谷底の流れに沿って遊歩道が整備されています。猿の手掛岩、屏風岩、虫喰岩といった奇岩と松の緑が点在する中に織りなす紅葉美は、数ある名所の中でも第一級といわれているものです。

 

 

山形県の「蔵王連峰」には、熊野岳などの山々が連なり、秋になれば山全体が紅葉を身にまとって華やかに色づきます。また、蔵王エコーライン沿いには不動滝や三階滝などの自然景観に富む名所がたくさんあります。

 

 

福島県の「磐梯高原」は、磐梯山の北麓、檜原湖、小野川湖、秋元湖の3湖に、五色沼など大小の湖沼群が散在する高原です。太陽の光の加減により、水面がエメラルドのような幻想的な色になる五色沼や、吾妻山系の奥から流れ出す中津川渓谷などは、磐梯高原を代表する紅葉の名所です。